おさびし山のホームメードケーキレシピ
 

 だんご(月見だんご)

1本:86kcal(あんは含まず)


一世を風靡した”だんご”。やわらかい”だんご”を本格的につくってみましょう。もちろん月見だんごとしてもぴったりです。
いろいろな”あん”の作り方も、あわせて紹介します。

だんご 


【材料】(串約15本分)
 ・上新粉 200g
 ・白玉粉 150g
 ・熱湯 150cc
 ・水 100cc


【準備】
・白玉粉は水でといておきます。


【ひとこと】
・上新粉は必ず熱湯を使ってください。
・右のようなだんご用の粉が市販されていますので、それを使っても
 結構です。手軽に作れますので、作り方の説明をよく読んで作って
 ください。
・火であぶるときは、串が焦げるので、手に持つところだけをアルミ
 ホイルで巻いて焼きます。軍手を2枚重ねて使うとよいでしょう。
・あずきは10月から11月上旬に収穫され、干しあがったものが12月上
 旬から出回ります。新あずきはアクが少なく、煮るときにほとんど
 水を替えなくてもよいぐらいです。ふっくらとしたつぶあんには大
 粒の大納言を、さらっとしたこしあんには小粒の小納言をよく使い
 ます。
だんご粉


【作り方】
(1)上新粉を熱湯で混ぜます。熱いので箸を使って混ぜ、さめてきたら途中から手でこねます。
(2)(1)に水でといた白玉粉を加えて、体重を少しかけながらよく混ぜます。
(3)台の上で生地を棒状にのばします。一串に4個なら直径2cm、3個なら直径3cmの大きさに
 切り、まるめます。火のとおりがよくなるように、真中を指ですこしへこませます。
(4)たっぷりのお湯で強火でゆでます。だんごが浮いてきたら、さらに2〜3分ゆでます。
 へこませたところが膨らみぎみになったら出来上がりです。
(5)冷水にとって、ざるにあげ、水気をフキンやペーパータオルなどでふきとり、串にさします。
 月見だんごのときは、串にささずにそのまま飾りましょう。
(6)ごまを使って顔を描けば、お子様も喜びます。
(7)お好みにあわせて網の上で火であぶり、焦げ目をつけると香ばしくなります。

 

 

《あんの作り方》
  ・みたらしあん
  ・いもあん
  ・つぶあん
  ・こしあん
  ・磯部だんご

 

<みたらしあん>
【材料】
 だし 1/2カップ 片栗粉(あればくず粉) 大さじ1杯
 砂糖(上白糖) 大さじ2杯 大さじ1杯
 しょうゆ 大さじ2杯
 みりん 大さじ1杯半
【作り方】
(1)鍋にだし,砂糖,しょうゆ,みりんを入れて、軽く煮立たせます。
(2)片栗粉を水でといて、(1)に入れ、とろみをつければ出来上がりです。
(3)だんごを網で焼いて、焦げ目がついたらみたらしあんをつけます。


<いもあん>
【材料】
 さつまいも 200g
 砂糖(上白糖) 70g
 湯 10cc
 塩 ひとつまみ
【作り方】
(1)いもの皮をむいて、水に30分さらします。
(2)いもを鍋に入れて、ひたひたの水で強火で10〜15分ゆで、やわらかくなったら
 (竹串をさしてすっと入ればよいです)取り出してつぶします。
(3)砂糖を加え、さらに湯を加えて練り、塩一つまみを加えます。あんは冷めると硬
 くなるので、ゆるめに仕上げてください。
(4)さつまいもの代わりにかぼちゃを使ってもおいしいあんが出来ます。


<つぶあん>(できあがり約600g)
【材料】
 あずき 2カップ
 砂糖(上白糖) 250〜300g
 塩 ひとつまみ
【作り方】
(1)あずきは水洗いして、虫食いやしわのあるもの(煮ても硬いのでだめです)など
 質の悪いものを取り除き、3〜4倍のたっぷりの水で柔らかく煮ます。
(2)沸騰してきたら、皮の表面をのばすために水を差します。(びっくり水といいます)
(3)アクぬきをします。水道の蛇口に布などを巻いて水を伝わせます。あずきが踊ら
 ないぐらいのごく少量の水を流し、にごった紫色が抜けて、透き通った水に変わって
 くるまで、静かにアクを抜きます。
(4)親指と小指でつぶせるぐらいに柔らかくなるまで煮ます。
(5)少しの水を残して、さらに余分な水分は蒸発させます。
(6)とろ火にかけ、砂糖を入れてよく溶かしてから、粒をこわさないように練ります。
 こうするとつやがよくなります。
(7)なべ底に木べらをあてて、字が書けるぐらいにねっとりするようになったら練り
 あがりです。塩を一つまみ加えて火を止めます。


<こしあん>(できあがり約600g)
【材料】
 あずき 2カップ
 砂糖(上白糖) 250〜300g
 塩 ひとつまみ
【作り方】
(1)あずきは水洗いして、虫食いやしわのあるもの(煮ても硬いのでだめです)など
 質の悪いものを取り除き、3〜4倍のたっぷりの水で親指と小指でつぶせるぐらいに
 柔らかくなるまで煮ます。
(2)目の細かいざるや裏ごし器などでもむようにすりつぶします(できれば竹ざるが
 よいです)
(3)さらしで作ったこし袋に移します。袋は縫い目を外側にして使います。
(4)水道水をこし袋に流し、しばらく流水でアク抜きをします。
(5)力を入れてこし袋を絞り、あんをひとまとめにします。軽くたたくと、うまく水
 気がきれます。
(6)とろ火に砂糖を加えた水(約50cc)をかけ、砂糖が溶けたら、あんを加えて練り
 ます。
(7)木べらを「の」の字を書くように同じ方向に動かして混ぜると、白っぽくならず
 に、つやのよいあんができます。
(8)とろ火でじっくり時間をかけて、ねっとり練り上げて、仕上げに塩を一つまみ加
 えてできあがりです。
(9)白っぽくなると、舌触りがざらついたあんになるので、手間をかけてあずき色に
 仕上げるのがポイントです。


<磯部だんご>
【材料】
 しょうゆ 大さじ3杯
 みりん 大さじ2杯
 のり 適宜
【作り方】
(1)しょうゆとみりんを合わせます。
(2)だんごを網で焼いて、途中で一度たれをハケでつけ、また焼きます。
(3)焼きあがったら、のりを巻いてできあがりです。



関連情報

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