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オーブンの種類と特徴 |
<電気オーブン>
上火と下火の調節ができ、温度の調節も可能ですが、火力が弱い事と乾燥しやすいのが難点です(約10℃位は弱い)。しかし温度を正確に守ってくれるので、失敗が少なく、初心者でも扱いやすいのが特長です。
また低温が使用でき、イースト発酵のできるオーブンもあります。
イースト発酵は30℃ぐらいが適温ですが、夏の暑い日ですと、オーブンの庫内の方が涼しくなり、故障の原因となるため、外気温より高めの40℃に設定されています。
さらに、蒸す機能や電子レンジを組み合わせたものなど、一台で3役も4役もこなすものもありますが、オーブンとしてのメーンの性能がしっかりしているものを選びましょう。
<ガスオーブン>
火力が強いので短時間で焼けますから、レシピの時間より10分ぐらい前から焼き具合を見るようにしましょう。
ガスは燃えると水蒸気が発生するので、湿気があり、しっとり、つやのある焼き上がりになります。特にパイのように、火力の勢いで一気に焼き上げるものに適していますが、微妙な温度調節は勘を頼りにする事になります。
また、ガスオーブンは設定温度になると、種火を落とすため、庫内の温度が変化しやすいので注意しましょう。
その他に温度が1ヵ所だけ高くなるのを防ぐために、風を送り込むものや電熱を併用して低温を可能にしたものもあります。
またガスだと電気と違いブレーカーが落ちる事もありません。
どちらも安全性は変わりませんので、これから購入される場合は、上の特徴を踏まえて、よりご自分の用途に合ったものを選ばれてはいかがでしょうか。 |
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