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| 人気のコーヒーメニュー |
ここ数年で、スターバックスに代表されるような新しいかたちのコーヒショップが増えてきました。これもおいしいコーヒーを手軽に楽しみたいという要望が多くなってきたことの表れではないでしょうか。
アメリカでも以前はアメリカンコーヒーといわれるような薄味のコーヒーが多かったのですが、濃くておいしいコーヒーを楽しみたいという動きが起こり、今ではグルメコーヒーとよばれて、多くのコーヒーショップで楽しまれています。
そんなコーヒーも、いろいろな楽しみ方があるのはご存知だと思いますが、代表的なメニューをちょっとご紹介しましょう。
●エスプレッソ
熱湯の蒸気圧を利用して、熱湯を急速に噴射して抽出するのがエスプレッソです。イタリアを中心に広く飲まれており、苦味主体の濃厚な味が特徴です。
●カフェ・ラッテ
アメリカではコーヒーに泡立てたミルクを加えて作ります。ラテ(LATTE)とは、イタリア語でミルクのことです。イタリアでは、エスプレッソにスチームミルクを別にそえたものを、カフェ・ラッテといいます。
●カフェ・オーレ
カフェ・ラッテと同じく、フランス語でミルク入りのコーヒーのことですが、フレンチローストのコーヒーとタップリのミルクを混ぜ合わせて作ります。コーヒーとミルクが別々のポットで出てくるのがフランス式だとか。
●カフェ・モカ
モカとはイエメンにあったコーヒーの積み出しで有名だった港の名前です。以前ご紹介したように豆にもモカという種類がありますが、昔日本ではモカといえばストレートコーヒーのことをさし、またドイツではコーヒーの総称だそうです。
アメリカではチョコレート入りのコーヒーをモカといいますが、今ではこれが割と一般的になってきました。チョコレートシロップを入れたカップにコーヒーを注ぎ、泡立てたミルクとホイップクリームをのせてできあがりです。
●カフェ・カプチーノ
エスプレッソコーヒーにホイップクリームをのせ、その上にシナモンパウダーを振りかけ、さらにシナモンスティックを添えます。本場イタリアでは、泡立てたミルクをのせます。
●アインシュペンナー（ウィンナーコーヒー）
コーヒーにホイップクリームをのせたメニューは、ウィンナーコーヒーと呼ばれていますが、ウィーンにはウィンナーコーヒーというメニューはありません。そのかわりに、アインシュペンナー(一頭立ての馬車）という名前の、ホイップクリームをのせたコーヒーが有名です。
もちろん他にもいろいろありますが、AGFのホームページに写真入りでたくさん紹介されていますので、ぜひ参考にしてみてください。コーヒーギャラリーというコーナーにレシピがあります。
http://www.agf.co.jp/3_menu/3_index.html
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