いちごは生で食べるのももちろんおいしいですが、いろいろ加工してもなかなかいけます。代表的なものは、やはりいちごジャムでしょう。トーストはもちろん、紅茶やヨーグルト,アイスクリームとあわせても、その甘酸っぱさが生きてきます。
そんないちごジャムを、せっかくなので手作りしてみましょう。なんといっても材料がわかっているので、お子様にも安心して食べてもらえます。
砂糖は果物の半分ぐらいが基準になり、割と日持ちします。砂糖はお好みに応じて加減しても結構です。ただし少ないとカビがはえたりしやすくなるので、ビンなどに小分けして冷蔵庫で保管しましょう。
今回は鍋で煮て作るものと、電子レンジで作るものの2種類の作り方をご紹介します。材料はとってもシンプル。レモンに含まれる酸がいちごに含まれるペクチンという水溶性食物繊維に作用して、とろみが出やすくなります。
いちごジャム(鍋で作ります)
材料
いちご・・・・・・300g
グラニュー糖・・・200g
レモン汁・・・・・大さじ2
作り方
(1)いちごは良く洗い、水気を良く切りヘタを取っておきます。
(2)ホーローや耐熱ガラス,ステンレスなどのお鍋にいちごを入れ、分量の半分の砂糖をいちご全体にまぶし、そのまま1時間ほどおいておきます。
(3)(2)に残りの砂糖を加え、お鍋を弱火にかけます。砂糖が溶けて、いちごが少し煮つまりかけたら、レモン汁を加え、浮いてくる白い泡のようなアクを丁寧に取ります。時々焦げないように木ベラなどで混ぜながら、30〜40分煮るとできあがりです。
いちごジャム(電子レンジ使用)
材料
いちご・・・・・・・200g
砂糖・・・・・・・・100g
レモン汁・・・・・・小さじ1
作り方
(1)いちごは水洗いして、ヘタを取っておきます。
(2)いちごを、深めの容器に入れて、砂糖、レモン汁を加えます。
(3)蓋をして3分加熱してかき混ぜます。
(4)蓋を取って2分加熱し、かき混ぜます。
(5)蓋を取ったまま、さらに1分加熱してかき混ぜ、もう1分加熱して混ぜ、とろみをつけて仕上げます。
ポイント
吹きこぼれやすいので、深めの容器を用意してください。
電子レンジの出力は600wを基準にしたものです。出力500wの電子レンジを使用する場合は、表記の加熱時間より20%多い時間を目安にしてください。
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