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ヨーロッパの風土とお菓子 |
ヨーロッパでも国によって中心となるお菓子はずいぶん異なります。それはどんな材料が豊富にあるか、言ってみれば風土によって違ってくるということです。
例えばドイツは酪農が盛んなため、牛乳やバター,チーズなどの乳製品を多く使った比較的重厚なお菓子が多いのが特徴です。その代表はバウムクーヘンです。
またドイツはビールが有名ですが、それはその土地によい酵母(発酵に使う菌)があるという証拠です。そのためチーズもとても種類が多く良質なので、それらを使ったさまざまなお菓子も作られます。
この酵母というものは大事に代々受け継がれるもので、日本でも酒蔵によっては酵母を他に出さないため、風通しをよくしないということもあるようです。
発酵させて作るものにワインがありますが、チーズとワインにも相性があるのはご存知でしょうか。これは土地によって酵母が異なることも要因のひとつです。
そこで慣れないうちは、同じ地方のワインとチーズを選ぶと、失敗が少ないでしょう。まずは産地で選び、慣れてきたら自分の好みであわせていくことをおすすめします。 |
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