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大航海時代にデザートが変わった |
これからしばらくは、雑学としてヨーロッパのお菓子の歴史について触れたいと思います。最初は大航海時代のお話です。
ヨーロッパでは15世紀の大航海時代を境に、デザートというものが大きく変わりました。まず材料が違います。香辛料がインドなどから持ち込まれたことは有名ですが、フルーツも東南アジアやアフリカなどから様々な種類のものが輸入されるようになりました。
また航海中に日保ちするようにドライフルーツにすることが盛んになったのですが、それがケーキなどに応用されるようになりました。
チョコレートができたのもこの時代です。アフリカ原産のカカオ豆を粉にする技術が発明され、チョコレートやココアが生まれました。
こうしてさまざまな材料が作られ、デザートとしてルネサンス時代に大きく花開くことになります。 |
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