おさびし山のホームメードケーキレシピ・初心者コース
シェル型1個:約130kcal |
フランス発祥のおなじみのお菓子です。ボウルと木べらと計量カップだけでも作れるように工夫してみました。写真のようにいろいろな型で焼いてみるのもおもしろいです。 |
【材料】(シェル型 約15個分)
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【準備】 | ||
・生地ができたら、オーブンを180℃に温めておきます ・シェル型は打ち粉をし、他のマドレーヌ型は紙を敷きます。 ・バターを室温で戻します。ソフトタイプのマーガリンぐらいが目安です。寒いときや急ぐ ときなどは、電子レンジの弱で40〜60秒温めます。 ・粉とベーキングパウダーをふるっておきます。 ・卵は室温に戻し、小さなボウルに割りほぐしておきます。冷たいとバターを加えたときに 分離することがあります。分離した場合は、分量内の小麦粉を少量加えます。 |
【ひとこと】 | ||
*焼き上がりに白いぶつぶつ模様ができてしまうことがあります。職人さんは「梨肌」と 呼びますが、よくある失敗です。練ったバターに砂糖を加えて混ぜるときに混ぜ方が足り ないと砂糖が溶けきらずに残ってしまいます。そうするとふくらみが悪くなり、ケーキに 模様が浮かび出て、ジャリっと歯に残ることもあります。卵を加える前にバターと砂糖は しっかり混ぜましょう。 *卵を加えるときもよく混ぜましょう。混ぜ込みが足りないと分離してしまう原因になりま す。分離してしまうと、ふんわりと焼きあがりません。 *もし粉や砂糖をふるうときにこし器がなければ、ビニール袋に入れて指先でダマをなく し、空気を入れて口をしっかり閉めて、よく振ることで代用できます。ふるうのは、ダマ をとって空気を含ませるためだからです。でもごみなどを取り除くためにも、できれば こし器を使いましょう。 |
【作り方】 | ||
(1)ボウルにバターを入れ、木べらで力をいれてよく練ります。 (2)(1)に砂糖を加えてすりあわせ、力をいれて白っぽく色が変わるまで混ぜます。 砂糖のざらつきがなくなるまでよく混ぜましょう。(【ひとこと】参照) (3)卵を(2)に2〜3回に分けて加え、そのつどなめらかになるまでよく混ぜます。混ぜ込み 方がたりないと、分離の原因になります。 (4)牛乳と、あればレモン汁,ラム酒を加えます。生地には卵の水分が入っているため、 牛乳は一度に加えても分離しません。 (5)ふるっておいた粉を加えて、手早く大きく混ぜます。粉が水分を含んでダマになってし まわないように、ボウルを回しながら、木べらを縦に、生地を切るように下から上へと 動かして、よく混ぜ込みます。 このときペタペタと練らないようにしましょう。粘りが出て、ふくらみが悪く固いケーキ になります。 (6)生地ができたら、そのまま1時間ぐらい(あるいは冷蔵庫で30分ぐらい)休ませます。 (7)生地を型に流しいれます。大き目のスプーンなどで型の7分目まで入れ、軽くとんとんと たたきます。 (8)180℃のオーブンで約20分間焼きます。中央に竹串をさして、なにもついてこなければ 焼き上がりです。生地がついてきたら、さらに2〜3分ずつ焼きます。 (9)焼きあがったら、型から取り出しケーキクーラーなどにあけて、自然に冷ましましょ う。 (10)しっとりとした状態を保つためには、焼きあがったらすぐに型からはずして、まな板 などに並べてラップをかけ、蒸気をこもらせて冷まします。 せっかくの手作りなので、あつあつをふーふー食べるのもよいでしょう。おいしく食べら れるのは、3〜4日です。 |