おさびし山のホームメードケーキレシピ・ステップアップコース アップルパイ(折りパイ) 1台:3,452kcal(1/8カット:約432kcal) |
パイの中でもとてもポピュラーなアップルパイです。折りパイの作り方を体験してみてください。ちょっと手間はかかりますが、チャレンジしてみましょう。 |
【材料】(直径21cmのパイ皿用)
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【準備】 | ||
・薄力粉と強力粉をよくふるっておきます。 ・りんごは紅玉や国光のようにすっぱみのあるものが、おいしくできます。 ・りんごは4つ割にして芯をとり、皮をむいて塩水につけておきます。 ・ぬり卵は、卵黄1個を牛乳小さじ1〜2でといておきます。 |
【折りパイ生地の作り方】 | ||
(1)台の上にふるった粉を置き、その中でバターをスケッパー(以下なければ包丁でも よいです)で1cm角に切ります。粉をまぶしながら切りましょう。 (2)粉とバターを合わせます。 (3)粉を山にして、中央にくぼみを作ります。(フォンテーヌといいます) くぼみに塩を入れ、冷水大さじ1を加えて塩を溶かします。 (4)残りの冷水の1/3を加え、粉とバターを混ぜます。スケッパーを手で上下を返すよ うにして、水となじませます。 (5)(4)を2〜3回繰り返します。水となじんでかたまりになったら、水を加えるのをや めます。 (6)生地を四角くまとめます。(バターが粒のままで構いません)スケッパーで二つに 切り、重ねて押しつぶします。さらに裏返して90度向きを変え、同様にします。 (7)生地を少しのばして三つ折りにします。さらに打ち粉をふり、麺棒で生地が2cmの 厚さになるようにのばします。麺棒は押し付けるようにします。 (8)中央から向うへ、また中央から手前へと、時々裏返しながら5mmの厚さに細長く伸 ばします。これを三つ折りにします。 (9)90度向きを変えて、再び生地を細長く5mmぐらいの厚さに伸ばし、三つ折りにしま す。生地がやわらかくなってきたら、ラップに包んで20〜30分休ませます。 さらに同様に2回、全部で4回伸ばして三つ折りを繰り返します。 (10)4回行うと生地もなめらかになります。三つ折りにしたものをラップで包み、使う 直前まで冷蔵庫で休ませておきます。 |
【りんごのフィリング(りんご煮)の作り方】 | ||
(1)切って塩水につけておいたりんごを、5mmの厚さに切ります。 (2)なべにバターと砂糖を入れ、火にかけます。 (3)バターが溶けてきたら、りんごを加えてさらにレモン汁を入れ、軽く混ぜながら りんごがやわらかくなるまで煮詰めます。 (4)荒熱をとってから、シナモンとラム酒を加えて、軽く混ぜ合わせておきます。 |
【パイの仕上げ】 | ||
(1)台に打ち粉をふり、冷蔵庫で休ませておいたパイ生地をおきます。麺棒で厚さ5mm に伸ばします。 (2)パイ皿よりひとまわり大きな円に切って、パイ皿にのせます。 (3)パイ皿にそうように、生地を手と指先で押さえます。生地をひっぱると焼いた時 に縮むので、ひっぱらないようにしましょう。 (4)パレットナイフか包丁の背で、皿からはみ出した余分なパイ生地を切り落としま す。 (5)フォークなどで全体に空気抜きの穴(ピケといいます)をあけます。 (6)りんごのフィリング(りんご煮)を生地の上に入れ、手で押さえて落ち着かせます。 (7)残りのパイ生地を3mmの厚さに伸ばし、1.5cm幅の長い帯を作ります。 (8)(6)の生地の縁にぬり卵をぬって、(7)で作った帯を斜めの格子状に渡していきま す。帯どうしはぬり卵で貼り付けます。 (9)全面に格子状に渡ったら、もう一度縁の部分にぬり卵をぬって、パイ生地の帯を まわりにぐるりとのせてつけます。その上をフォークの背などで筋目がつくぐらい に押さえ、しっかりつけます。余分な生地はナイフなどで切り落としましょう。 (10)格子状の帯と縁の帯にぬり卵をはけで塗ります。これは焼きあがりにつやを出す ためです。 *このとき側面の立ち上がり(層になる部分)には卵を塗らないように注意しましょ う。せっかくの層がくっついてうまくふくらみません。 (11)200℃にあたためたオーブンの中段で、約30分焼きます。焼き上がりの目安は、 パイの裏側をパイ皿から少し浮かして見て、きつね色に焼き色がついていればよい です。(熱いので注意しましょう) (12)焼きあがったらパイ皿から取り出し、ケーキクーラーなどの上で冷まします。 熱いうちにバニラアイスをのせていただくのも、手作りならではの楽しみでしょ う。
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