おさびし山のホームメードケーキレシピ・変わりダネコース

 

 豆乳カスタードのミルフィーユ

全:約2,600kcal


豆乳で作った軽いカスタードクリームをはさんだミルフィーユ。牛乳に比べるとかなり軽いカスタードクリームなので、シュークリームにはちょっと軽すぎるかも。ということで、ミルフィーユにしてみました。

豆乳カスタードのミルフィーユ


【材料】(12cm×20cm 1台分)
 折りパイ生地
 ・薄力粉 100g
 ・強力粉 100g
 ・バター 150g
 ・塩 小さじ1/2
 ・冷水 約120cc
 ・打ち粉 少々
 豆乳カスタードクリーム
 ・豆乳 250cc
 ・グラニュー糖 60g
 ・薄力粉 30g
 ・卵黄 3個
 ・バニラエッセンス 少々


【準備】
  • 薄力粉と強力粉をよくふるっておきます。
  • オーブンは230〜250℃に温めておきます。


【折りパイ生地の作り方】
  • 台の上にふるった粉を置き、その中でバターをスケッパー(以下なければ包丁でもよいです)で1cm角に切ります。粉をまぶしながら切りましょう。
  • 粉とバターを合わせます。
  • 粉を山にして、中央にくぼみを作ります。(フォンテーヌといいます)くぼみに塩を入れ、冷水大さじ1を加えて塩を溶かします。
  • 残りの冷水の1/3を加え、粉とバターを混ぜます。スケッパーを手で上下を返すようにして、水となじませます。
  • 4.を2〜3回繰り返します。水となじんでかたまりになったら、水を加えるのをやめます。
  • 生地を四角くまとめます。(バターが粒のままで構いません)スケッパーで二つに切り、重ねて押しつぶします。さらに裏返して90度向きを変え、同様にします。
  • 生地を少しのばして三つ折りにします。さらに打ち粉をふり、麺棒で生地が2cmの厚さになるようにのばします。麺棒は押し付けるようにします。
  • 中央から向うへ、また中央から手前へと、時々裏返しながら5mmの厚さに細長く伸ばします。これを三つ折りにします。
  • 90度向きを変えて、再び生地を細長く5mmぐらいの厚さに伸ばし、三つ折りにします。生地がやわらかくなってきたら、ラップに包んで20〜30分休ませます。さらに同様に2回、全部で4回伸ばして三つ折りを繰り返します。
  • 4回行うと生地もなめらかになります。三つ折りにしたものをラップで包み、使う直前まで冷蔵庫で休ませておきます。


【豆乳カスタードクリームの作り方】
  • 鍋に豆乳を入れ、火にかけます。沸騰する直前まで温めます。
  • ボウルに卵黄とグラニュー糖を入れて、泡だて器でよくすり混ぜます。
  • ふるっておいた薄力粉を卵黄に加えます。
  • さらに温めておいた豆乳を加えて、泡だて器でよく混ぜます。混ぜたら裏ごしをします。
  • 鍋に移して火にかけ、木ベラで混ぜながら、ふつふつと2回ぐらい沸騰したら火を止めます。このときの火加減は、弱火よりも若干強くします。(中火の弱火という感じ)
  • バットやお皿などにクリームを流し、粗熱をとり、バニラエッセンスを加えます。


【仕上げ】
  • 台に打ち粉をふり、冷蔵庫で休ませておいたパイ生地をおきます。麺棒で厚さ3〜5mmに伸ばします。そして12cm×20cmの大きさの生地を、3枚作ります。フォークなどで全体に空気抜きの穴(ピケといいます)をあけます。
  • パイ生地を230℃〜250℃のオーブンで、15分ぐらい焼きます。焼き色がついたら、オーブンから出して冷まします。
  • 3枚のパイ生地を、間にカスタードクリームをはさみながら重ねます。下の2枚の上にはカスタードクリームをぬり、一番上は粉砂糖などで飾り付ければできあがりです。


【ひとこと】
  • カスタードクリームは多めの分量になっていますが、少ない材料だと焦げやすいので、多めに作って、他のお菓子にも使うようにしてください。
  • カスタードクリームを作るときに、時間がかかると小麦粉がべたべたしてしまうので、弱火よりも強くして、早く作るようにします。
  • 切るときは、サンドイッチを切るように、大きく包丁を動かすようにしましょう。